メールでの友情はありえるか
文字情報だけでやりとりするメールというツールが登場して、今ではその存在が当たり前になっています。小学生から60代(もしかしたらそれ以上も)という幅広い年齢の人が、今やメールを利用出来ます。
恋愛関係や友情を求めて、掲示板やSNS、そして出会い系サイトで友達・恋人探しをするということも珍しくありません。
そのような状況のなかで、ネット上でもしばしば話のネタになっていることがあります。
メールでの友情はありえるか。
これはどちらとも断言することの出来ない、なかなか難しい問題です。
しかし、色々なところをのぞいてみると、印象としては否定的なものが少々多いような気がします。
よく言われるのは、「対面ではない」ということ。
文字情報だけでやりとりをして信頼関係を築いていくことは、もちろん不可能ではありません。
むしろ、面と向かっては言えないようなことも、メールでならば言えるというケースもあることでしょう。
ですが、やはり顔を知っていてやりとりをするのと、知らないでやりとりするのでは、どうしてもかなりの差があるように感じます。
メールのやりとりではえらく長いことかかったのに、実際に会って話したらものの10分で済んだということも起こりえます。
「話す」という行為には言葉を使用します。それはもちろんメールでも同じです。
しかし、相手を目の前にして話す時、身振りや表情といった、「言葉以外の情報」がコミュニケーションにおいて非常に重要な役割を担っているということも事実です。
それゆえ、相手が見えないメールでは、信頼するに値する友情関係を構築することは出来ないという考えはなかなか根強いと言えます。
また、そもそも「メル友」という言葉自体があまり良い印象を持っていないという意見もあります。
現在では、「メル友が100人いる」とか「50人いる」というように、メル友の数字を競ったり自慢したりしている様子も見られます。
果たしてこのようなたくさんの人と「友情」と呼びうるような感情を共有出来るのかどうかということは甚だ疑問です。
おそらく、「メル友になろう」―「いいよ」という、一連の儀式のようなやりとりを経てメル友になっているのでしょうが、この後この関係が双方にとって有意義なものに発展する可能性はあまりなさそうです。
もちろん、ある程度の信頼関係を築くことが出来るということは否定しません。
しかし、このように気軽に出会い、気軽に友達になれるということは、関係を切るのも気軽だということを忘れてはいけません。
否定的な見解を述べてしまいましたが、「メールでの友情」などあり得ないと言っているわけではありません。
これは結局、メールをする人が「友情」というものの重さをどれくらいに感じているかという、非常に主観的なことにも関係してきます。個人差がとても大きいのです。
対面じゃないと友情など生まれ得ないと思っている人は、メールでの友情構築は不可能だと言うでしょう。
しかし、友情を求めてネット上に集まってくる人は、少なくともメールのやりとりで友情が生まれることに可能性を感じているでしょうから、そのような人同士が上手く出会えたなら、あるいは「メールだけでの友情」も十分にあり得るのかもしれません。
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2011年7月29日 | コメントは受け付けていません。 |
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好きな人とメル友になったら
思いを寄せる人と、どうにかメル友になれた。
せっかく好きな人とメールでの会話を出来るようになったのだから、その後はもちろん「恋人」という次の段階までもっていきたいものですよね。
その後はどのように展開すべきか、メールのやりとりで互いのことを知るというプロセスは、どういう段階を踏まえるといいのか。
最初に注意しなければならないことは、「急になれなれしくならない」ということです。せっかくメル友になることが出来たのに、メールでの言葉遣いを変えてしまったために相手を不快な思いにさせてしまうこともあるのです。相手に「え?こんな人だったの?」と思われてしまいます。
具体例を示しましょう。
はじめのうちは相手を「~さん」としていたのを「~ちゃん」にしてしまう、友達に話すような口語調になる、そしていきなり口説き文句を送ってしまうなんて言語道断です。
このようなことをしてしまうのは、「メル友になった」という事実があることによって、勝手に親しみを感じてしまっているからです。嬉しいのはわかりますが、メル友の先に発展させるためには、もう少し冷静になる必要があります。
メールをするにあたって、一番念頭に置くべきは相手への心づかいです。
言葉だけのやりとりというのは、対面ではないから気軽であるという面もあります。しかし、その反面、言葉があなたのイメージを形作るとも言うことが出来ます。
メールの文章には確実に書いた人の性格が良くも悪くも反映されます。ですから、下心がある人はそれが丸見えな文章になっていないか注意しなければなりません。そのようなメールを読んだ女の子がどんな思いをするか想像出来ないような人は、メル友以上の関係どころか、ヘタをするとメル友という関係すら継続することは難しいでしょう。
そして、「基本的に相手に合わせる」ということも忘れてはなりません。
自分の都合の良い時にしか相手に返事しなかったり、相手のメールをよく読まずに自分自身のことばかり書いたメールを送ったり、相手の返事を待たずにたくさんのメールを送る、などなど具体例を並べればいくつでもあがりそうです。
これらに共通して言えることは、要するに「自分勝手、自己中心的」ということです。相手からすれば、そのような「自分のことしか考えてなくて、私を楽しませてくれないな」と思う人とメールをするメリットなんて何一つありません。
また、これは先に述べた親しさに関係することですが、言葉づかいに関しては、相手が「♪」や絵文字などを使ったり、言葉がフランクになってきて少ししてから、徐々に変えていくといいでしょう。
相手から趣味などのプライベートに関して興味をもっているような内容のメールが届けば、これから互いを知るために親しくなれた1つの証拠です。
ただし、くれぐれも心づかいは忘れずに。
最後に、相手を楽しませるということをいつも心がけましょう。
メールのやりとりが重なっていくのは楽しいものだし、相手と仲良くしているという実感もあります。
しかし、あまりに無内容のメールを送るのはよろしくないですね。当たり前のことかもしれませんが。もちろん、ある時にはすごくどうでもいいことで盛り上がることもあるかもしれません。
しかし、ずっと内容のないメールのやりとりばかりしていては、どうでもいい人に成り下がってしまいます。
ですから、相手を楽しませることの出来る文章を書けるようになりましょう。
自分には文章を作り出す能力がないとか、そんなに話題なんかないという言い訳を言う人は、ほぼ全ての人が努力をしていない人です。
相手の趣味を聞き出して、それに合わせた話題を探したり、あるいは自分から積極的に面白いネタを示したりしなければなりません。今の世の中、情報はそこらに溢れかえっています。もっとも、その取捨選択にはちょっとしたセンスも必要になるかもしれませんが、それ以上に労力を費やす人が、道を切り開くことができます。
結局は自分次第なのです。
つらつらと書いてきましたが、大前提にしなければならないのは、「相手のことを考える」ということです。
相手への心づかいということを意識するだけで、メールの文面は変わるはずです。そうやって、心のこもった言葉を並べることで、メル友の先へと関係を発展させることが出来るはずです。
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2011年7月13日 | コメントは受け付けていません。 |
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